今日もテニス日和!

万年スクール中級プレイヤーのテニス日記です。サークル活動状況のほか、ラケット、ウェア、コート、観戦記などいろいろ書いていきます。

全仏オープン 結果と今後の展望について

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今年の全仏オープンは、男子はナダルの10度目の優勝、女子はオスタペンコのノーシードからの初優勝という、どちらも衝撃的な結果で幕を閉じました。

次の4大大会であるウィンブルドンも少し視野に入れて、今年の全仏オープンをちょっと振り返ってみたいと思います。

 

ナダルの優勝は、それまでの(全仏オープンの前哨戦の)戦いの結果を見れば、納得のいくものでしょう。

怪我で戦列を離れてランキングが下がっていたと言え、全仏オープン過去9度優勝という実績、前哨戦となる3大会での優勝、レッド・クレーとの相性などから、第1シードでなかったのが不思議なくらいです。

勝戦の相手にワウリンカが勝ち上がってきたのは、(過去に全仏のタイトルを持っているとは言え、)ちょっと意外でしたね。

それというのも、世界ランク1位のマレー、同2位のジョコビッチがともに本調子ではなく、ランクに見合ったプレイができなかったということが大きな要因です。

上位陣を脅かす若手の台頭という点では、ティエムがベスト4進出という素晴らしい結果を残しました。
ジョコビッチを破ってのベスト4ですから、立派なことだと思います。準決勝の相手がナダルだったというのはちょっと運が悪かったですが、近い将来、決勝進出、あるいは優勝まで到達できるプレイヤーであることは間違いないですね。

錦織圭も、負けていた試合をひっくり返したりと、とても頑張ってはいたと思うのですが、力あと一歩及ばず、というところでしょうか。
世界ランクを考えれば、ベスト8というのは悪い位置ではないのですが、やはりそれ以上を期待してしまいますし、実際にそれ以上に行く力もあると思います。

全仏オープンで目立ったのは、好不調の波が試合の中で極端に出ていたことですね。
マレーに対して完璧なテニスを見せて、6-2でセットを奪ったかと思うと、ランク下位の選手に0-6でセットを取られてしまったり。

このまま終わってしまう素材では絶対にないと思いますので、今後に期待しましょう!


今回の結果で、世界ランクにも変動があります。
優勝したナダルが世界ランク2位に上がり、同2位のジョコビッチが4位に後退しました。
直近のランキング(10位まで)は、以下のようになります。

1位 マレー
2位 ナダル
3位 ワウリンカ
4位 ジョコビッチ
5位 フェデラー
6位 ラオニッチ
7位 チリッチ
8位 ティエム
9位 錦織圭
10位 ズベレフ

 

さて、ウィンブルドンですが、全仏オープンを欠場してまでコンディションの調整に努めたフェデラーが帰ってきます!
ウィンブルドン過去7度優勝という実績もありますので、上位進出は間違いないでしょう。
今や絶好調のナダルも怖い存在です。ウィンブルドンの優勝経験もありますし、こちらも上位に食い込んでくることと思います。
BIG4のうちの残る二人、マレーとジョコビッチも、調子を落としているとは言え、過去4年間は二人で優勝を2回ずつ分け合っているという実績がありますので、コンディションさえ良くなれば、必ず上位に来る選手です。

このBIG4に、全仏準優勝のワウリンカ、昇り竜のティエム、そして我らが錦織圭が絡んでくると予想されますが、果たしてBIG4相手にどのような戦いを見せるのか、下克上があるのか、というあたりが焦点になりますね。


女子については、全仏オープン優勝者がノーシードのオスタペンコということでもわかるように、非常に混沌としています。
昨年まではセレーナ・ウィリアムスが絶対的存在だったのですが、今年の全豪オープン終了後に妊娠を公表、現在ツアーから離れている状態です。

現在世界ランク1位はケルバーですが、全仏では1回戦でコロッと負けてしまいましたので、安定感という点では物足りません。むしろ、同2位のハレプのほうが、全仏準優勝という看板を引っ提げて、ウィンブルドンでも活躍しそうな気配があります。

当然、全仏優勝のオスタペンコも注目ですね。この優勝により、世界ランクも47位から12位にジャンプアップしていますから、きっと上位には食い込んでくるでしょう。


最後に日本人選手ですが、全仏オープンのシングルスには男女合わせて9人が出場したのですが、そのうち6人が1回戦敗退でした。
初戦からランク上位の選手と当たってしまうという不運もあるとは思いますが、それを乗り越えていかないと、決してランキングは上がっていきません。
人数がそこそこいる割には、全体的にこじんまりと纏まってしまっている印象がありますが、ここぞという時に爆発力を発揮して、ウィンブルドンではより多くの選手に上位進出を勝ち取ってほしいと思います。

 

※4大大会の出場資格について

4大大会は男女それぞれ128人のドローで争われます。この内訳は、

 ① 世界ランク上位から100名

 ② 予選を勝ち上がって来た16名

 ③ ワイルド・カード(主催者推薦枠)12名

だいたいこのような割合になります。

今回全仏オープンに出場した日本人選手は、7名が世界ランク100位以内、2名が予選勝者でした。次のウィンブルドンもほぼ同じ顔ぶれが揃うのではないかと予想されます。