今日もテニス日和!

万年スクール中級プレイヤーのテニス日記です。サークル活動状況のほか、ラケット、ウェア、コート、観戦記などいろいろ書いていきます。

全仏オープン・トリビア 「レッド・クレー」って何? 「アンツーカ」って何?

現在熱闘が繰り広げられている全仏オープンですが、テレビや写真で見ると、コートの色が茶色というよりはより赤っぽい色をしていますよね。

 

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テニスのコートのサーフェスは、だいたい次のような種類があります。

・ハード(コンクリートの表面にゴム加工)
・クレー(土)
・オムニ(人口芝の表面に砂をまく)
・天然芝
・カーペット(室内にゴム製の絨毯をひく)


全仏オープンサーフェスは「クレー」の一種ですが、その原料が土ではなく、赤レンガを砕いて粉末状にしたものを踏み固めて作られています。
特徴としては、非常に水はけが良いことがあげられます。少量の雨であればすぐに吸収(浸透)してしまうため、プレイが続行できます。
また、クレー全般の特徴ですが、バウンド後のボールが大きく失速します。
そのため、ゲームはストロークの打ち合いが主体となり、相手のショットを粘り強く拾って、ゲームの構成を組み立てていけるプレイヤーに有利なサーフェスです。
逆に、ビッグ・サーバーにとっては自分の武器が殺されてしまうので、不利なサーフェスですね。

錦織圭にとっては、自分の持ち味を生かすのに最適なサーフェスと言えると思います。

 

赤レンガの粉ですから、当然色も赤くなり、通常のクレーとは区別して「レッド・クレー」と呼ばれているようです。

また、水はけが良い=全天候型、ということで、「アンツーカ」とも呼ばれています。

「アンツーカ」はフランス語で「en tout cas」、英語に訳せば「in all case」となります。もとは、日傘・雨傘兼用の全天候型の傘のことを指しましたが、全天候型のテニス・コートという意味で、「アンツーカ」と呼ばれるようになったようです。

 

ちなみに日本では、全国のテニスコートの49%、約半数がオムニコートです。
以下、ハードコード=約20%、クレーコート=約14%となっており、天然芝のコートにいたっては、約0.4%、レッド・クレーのコートは、全国にわずか3ヶ所(味の素ナショナルトレーニングセンターなど)しかありません。

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    テニス人口等環境実態調査報告書(公益財団法人 日本テニス協会)より